毎日できる!股関節の動きを滑らかにするコツ

バレエを踊るうえで股関節の動きはとっても大切になってきます。
ターンアウトだけでなく、脚を高く上げたり、グランパデシャのように前後にたくさん開くのは、
股関節の動きがスムーズでないと大きくダイナミックな動きや優雅な動きが見えないですよね。
関節の動く幅が狭いと踊りが小さく見えてしまうので、役にあった表現がしにくくなります。


そんな私も股関節が柔らかい方ではないのですけど、
もっともっと踊りが上手になりたい方のために
股関節の動きを良くするためのストレッチからご紹介しますね。

ターンアウトとは股関節から脚を外に回す動きです。
大殿筋、中殿筋、小殿筋といったお尻の筋肉で動かしていきます。
ほかにももっと小さい筋肉もありますが、メインに動いてるのはこの筋肉。


普段の生活で脚を外へ回す動きなんてしないですし、
大人の方なら仕事でずっと座りっぱなし、学生さんなら勉強で座りっぱなしだと、
お尻の筋肉が圧迫されて硬くなりやすくなります。
急にバレエで動かせと言われても、そう簡単にできるものではないですよね。

まず伸ばす前にほぐす!
筋肉を柔らかくして関節がスムーズに動けるようにしてあげましょう。
柔軟性を高めるためにやるべきことでも書きましたが、まず体の血行を良くして動きやすすることから始めます。

関節周りの筋肉を緩める運動


ゆっくりと勢いをつけないように動きます。

次に、可動域を確認。
動く速さはゆっくり、開く角度は痛くなくスムーズに開けるところまで。

最後に膝を横に向けたままで膝を伸ばす。関節や筋肉に負担をかけないように動かしていきます。


ご覧のとおり、じっと止まるストレッチはでありません。
特につらく痛いストレッチはしません。
つらいといえば、背中をしっかり伸ばすのを保つくらいかな?

体を動かす前にじっと止まったストレッチをすると、筋肉が動きにくなり、
長くやればやるほど、動けるようになるまでの回復に時間がかかることが研究結果に出ています。
無理やり動かそうとすれば筋肉は縮みます。
最初は歯がゆいかもですが、焦らずゆっくり。

次回はもっと範囲を広げるための動かないストレッチをご紹介しますね。

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