体が硬い子ってやっぱりストレッチは苦手です。
以前、保護者の方から「どうすれば子供の体が柔らかくなりますか」って質問されたことがあります。
苦手だから、やらなければならないとわかっていてもごまかしたり、手抜きをして、結局体が柔らかくならない。
でもバレエでは柔軟性で踊りの表現が変わってくるので、苦手であっても硬くてもストレッチは絶対に必要になります。
私自身、いやなことや苦手なことはなかなか続きません。
大人だから、将来のことを考えてやりたくないことも気合いを入れて頑張りますが、
幼い子供には嫌なことや苦手なことは苦痛ですよね。
それを「大切だから」「もっとよくなるから」と言っても、苦手なものは苦手。
ストレッチも手を抜いてしまいます。
何回何日やっても柔らかくならないし、楽しくない。
負の連鎖(;´Д`)
苦手なものが、ちょっとでも楽しくなればいいのですよね。。。。
ご褒美🎁を用意するのもありでしょう。
でもご褒美につられてやっても、ご褒美がなくなったとたんにやらなくなる。
それはちがうなぁ。。。
それに私たち講師が生徒たちにあげられるご褒美ってなんでしょう?
お菓子でもないし、おもちゃでもない。。。誉め言葉につられてやってもほめられなくなればやらなくなる。
役がもらえる!主役が踊れる!って目標があればやるかもですね。
その目標って志が強くないと途中であきらめちゃいますよね。
学生時代の学校の先生が私たちに言った言葉を思い出しました。
「お前たちは結果がすぐに見えるものは頑張るのぉ。」と。
結果が見えにくいものは、やらないし頑張らないけど、
ちょっとやって結果がすぐに出るものは頑張る、と。
確かに(笑)
ダイエットも勉強も、いつまで続くのか分からないことは途中で投げ出したくなります。
2週間とか1か月って期間やゴールが見えていれば別ですが
「効果が出るまで」って。。。。
「いつ効果が出るの?💦」
「この方法で合ってるの?💦」
「もっと別な(楽な)効果的ないい方法があるんじゃないの???」
って思ったら続きません。
頑張れる子もいます。
でも、どれだけの子が楽しくない、苦手なことをコツコツ頑張れるのでしょう。。。
明らかに私はそのタイプではない(苦笑)
効果がすぐに見えれば、苦手なものも頑張れるのではないか?!
↓
効果がすぐに出れば良いのでしょ。
↓
ちょっとでも柔らかくなったように見えればいいのでしょ。
あ!
ちょっと思いついて、私の知ってる知識を使って子供たちにストレッチを教えました。
簡単に言うと、毎回の柔軟を数字化し、測り方と測るタイミングを変える。
そうするとね、体の変化が数字で見えるのです。
変化が見えると、何も言わなくても子供たち自身が勝手に頑張っちゃうのです。
あんなに嫌だったストレッチも私があれこれ言わなくてもやりだすのです。
私がしたのは小さいきっかけだけ。
あとは子供たちが楽しみながら、頑張っていました。
効果が見えるので、誉め言葉もご褒美もなし、人と比べることもなく、
「自分はやればできる」という自信が付いてきました。
それさえコツれば、ほかのことも連鎖します。
もちろん、子供ですし、やらない時もあるし、忘れることもあります。
人間なので気分が乗らない時もあります。
でも一言、声をかければ思い出してやりだします。
これは柔軟が苦手な体の硬い子用のやり方です。
詳細を書くと長くなってしまうので、知りたい方はご連絡くださいね。
バレエを好きなってほしいので、どなたにでもやり方をお教えしますよ。