椅子で行う柔軟エクササイズ:科学が示す効果的な方法

レッスン中に周りのみんなが簡単に柔らかく動けているのを見て、ちょっと焦ったりしませんか?
「もっと柔らかくなりたい!」とお家で一生懸命ストレッチをしている方もいるかもしれません。でも、ストレッチって痛いし、楽しくないし、なかなか効果が見えないこともありますよね。
そこで、柔軟性を高めるためにシンプルでゆっくりできるストレッチのご紹介です。

椅子に座った状態での骨盤エクササイズの効果をしらべた研究があります。
こちらの研究の結果、椅子に座って行う骨盤運動がハムストリングスの柔軟性や骨盤の安定性を向上させることがわかってきました。

椅子に座った状態で骨盤を動かすと、お尻の骨にくっついているハムストリングスに圧力がかかり、筋肉が伸びるため、柔軟性が高まるというもの。また、骨盤をあらゆる方向に動かすことで、ハムストリングスの付け根部分に圧力が加わり、柔軟性がさらに向上するのではないかと期待されています。

この骨盤運動のあとに、仰向けになった状態で脚を持ち上げる動きがスムーズに行える可能性も高いとも書いてあります。
つまり、グランバットマンやデヴェロッペももっと楽に、そして美しくできるようになるのではないかと思います。

別の研究ですが、いろんな方向に骨盤を動かすことでお尻や背中、おなかの筋肉の反応が良くなり体幹も安定すると結果も出ています。

その結果、姿勢も良くなり、バレエの動きがもっとスムーズに感じられるはず!

お家での練習や、学校や仕事の合間にも取り入れやすいこの骨盤エクササイズを試してみてくださいね。
楽しく、少しずつ柔らかくなれるので、続けていくうちに自信がついていくとおもいます!

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