
バレエをすると体が柔らかくなる?
バレリーナはみんな体が柔らかい?
1月の舞台のバックステージツアーの時にいただいた質問です(^^)
たぶん皆さん疑問に持っていらっしゃることではないでしょうか。
答えは両方ともYESでありNOでもあります。
バレエ=体の柔らかさ
って思っていらっしゃる方も多いと思います。
「うちの子は体が硬いのですが大丈夫でしょうか?」
「私は体が硬いのですが大丈夫でしょうか?」
とお問い合わせをいただくこともあります。
硬くなった筋肉や筋膜は正しいストレッチをすれば少しづつ柔らかくなっていきます。
(正しいストレッチはこちらをご覧ください なぜストレッチをしても体が硬い)
私ってここまでしか行かなわ~って思った場所から結構いくもんですよ(‘ω’)ノ
生まれ持った骨格でどうしてもある一定のところまでしか可動域が広がらない方もいます。
もちろん柔軟が苦手なバレリーナもいます。
私、個人としては絶対に180度開かなきゃいけない、
絶対に胸が足につかなければいけないとは思っていません。
180度開かなくても160度でその踊りの表現が見せられれば十分だと思うのです。
バレエは柔軟を競うものではなく、体で表現するものだから。
もちろん柔軟性があった方が良いにこしたことはありません。
その方が踊りの表現も広がるし、何より動けますからね
踊りを表現するためのエクササイズやストレッチは必要です。
ダイナミックに見せなきゃいけないものがダイナミックに見えなかったり、
柔らかく優雅に見せるものがカチコチではいけませんからね。
でも体が硬い人にとって柔軟は苦痛。
子どもたちもすぐに「痛―い」って言います(T_T)
ポイントはどうしたらストレッチを楽しめるか
そのうちの一つは、想像力を使ってストレッチをします(^^)
子どもの場合はおいしいサンドウィッチを作ってみたり、水の中を探検したり、色んなペンでお絵かきしたり、自分の脚を愛でたり。
大人の場合は体を伸ばすたびに体の中にキラキラしたきれいなものが流れるのを想像したり、呼吸と一緒に手足が長く伸びていくのを想像したり。
私はイメージじゃなく、ストレッチをしながら深呼吸して音楽を聴いたり、1日のスケジュールを考えたり、日記を書いたりします。
ご家族で話をしながらってのも楽しいかもですね(#^^#)
そして何より、ストレッチ前のウォームアップ!(柔軟性を高めるためにやるべきこと)
これをやるのとやらないとのとでは大きく違いますよ
苦手な人は1日5分でも10分でもいいんです。
ただ今日は30分やって1週間何もしないより、毎日少しづつでもやった方が効果は出ます。
ゆっくり無理なくことつコツと。
美しく踊るために!